トンパ文字
トンパ文字とは、中国雲南省麗江市に住む少数民族、ナシ族に伝わる約1000年前から使われ続けている世界でたったひとつの生きている象形文字です。
「トンパ」というのは、ナシ族の中の祭司や歴史を記録する書記官にあたる人たちのことで、結婚式やお葬式、病気の時のお祓い、占いなどの場面で使われ、村の人々に神話や説話を話して聞かせるための独自の文字として内容を書き記しておいたといわれています。
シンプルでわかりやすく(若干わかりづらいものもありますが)現代社会で生活する私たちにもよく伝わると思いました。携帯の絵文字…とまではいかないと思いますが、自分でトンパ「風」の文字を作って楽しんでる人もいるようです。
日本での研究者でよく知られているのがアートディレクターの浅葉克己氏。フォントとしても作られているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
トンパ文字Wikipedia
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